
夜になると
昼間は氣にならなかったことが
急に不安になることがあります。
あれでよかったのだろうか
このままで大丈夫なのだろうか
これから先、どうなってしまうのだろう
考え始めると
ひとつの不安が次の不安を連れてきて
まだ起きてもいないことまで
心配になってしまう。
そして
眠らなければと想うほど
頭の中だけが冴えていきます。
でも、そんな夜に
無理に答えを出そうとしなくてもいいのです。
夜に見つからない答えは
今の自分に力がないからではありません。
一日を生きた心と身体が疲れて
物事を明るいほうから見る力を
少し失っているだけかもしれません。
そんなときは、紙にひと言
「答えは、朝のわたしに任せる」
と書いてみる。
不安をなかったことにするのではなく
今夜の自分だけで抱え続けないために
その答えを、これから眠って休んで
新しい朝を迎える自分へ預けるのです。
今すぐ解決しなければならないと想うと
不安はさらに大きくなります。
でも
「今夜は、ここまででいい」
「続きは、朝のわたしに任せよう」
そう決めるだけで
心に小さな余白が生まれます。
眠っている間に
何かが劇的に解決するわけではないかもしれません。
それでも
朝の光の中で見る景色は
夜に見ていたものとは
少し違って見えます。
あれほど大きく感じていた不安が
ほんの少し遠くに見えたり
ひとつしかないと思っていた道の隣に
別の道があることに氣づいたり。
今夜のあなたが抱えているものを
明日のあなたが受け取ってくれる。
それは
自分の中にいるもう一人の自分へ
助けを求めることでもあります。
紙に書くことで
頭の中を巡り続けていた不安は
いったん自分の外へ置かれます。
そしてその言葉は
「もう考えなくていいよ」
「ちゃんと受け取ったよ」
という、自分から自分への約束になります。
夜は、答えを出す時間ではなく
今日を生きた自分を休ませる時間。
今夜わからないことは、
今夜のうちにわからなくても大丈夫です。
不安な夜には
こう書いて眠りましょう。
「答えは、朝のわたしに任せる」
明日の自分を信じることも
自分を大切にすることのひとつです。
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答えは、朝の自分に任せる。
夜は、自分を休ませる時間。
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