
「揺れないこと」。
迷わないこと。
感情に振り回されないこと。
いつも冷静で
いつも正しく
ちゃんとしていること。
そういうことが
「強いこと」ではありません。
揺れないことが
安心なことではないのです。
人生を生きていると
どうしても揺れるときはあります。
人間関係
仕事
お金
健康
将来への不安
誰かの言葉
環境の変化
どれだけ整えていても
心がざわつく日はあります。
落ち込む日もあるし
自信をなくす日もあります。
だから
「揺れない人」になろうとすると
どこかで無理が生まれます。
人間だから感情もあるし
どうしても守りたい大切なものもあるでしょう。
本当に強い人というのは
何があっても無反応な人ではなく
ちゃんと感情は動くけど
その感情に飲み込まれ続けない人であり
揺れても、ちゃんと戻ってこられる人です。
それが、本当の意味での強さ、です。
たとえば
大きな木よりも
竹の方が、強風で折れにくいといわれます。
なぜなら、しなるからです。
風に逆らい続けるのではなく
一度揺れながら、また戻る。
耐震構造付きの建物もそうです。
揺れるけど、戻る。
だから、倒れない。
どれだけ鉄筋コンクリートで強く建てても
揺れがなければ折れてしまいます。
日本の「たおやかさ」というものは
こういう在り方なのかもしれません。
芯はある。
でも、硬すぎない。
柔らかい。
でも、流されすぎない。
このバランス。
だから
「揺れる自分」を見るたびに
まだダメだ
もっとちゃんとしなきゃ
と想わなくていいのです。
揺れることは良いことなのです。
そして
「自分は、戻ってこられる」
を、信頼できることの方が
より大切なのです。
不安になってもいい。
迷ってもいい。
落ち込んでもいい。
正解を探しに行ってしまってもいい。
でも、そのたびに
「で、自分はどうしたい?」
と、自分へ還ってこられたら
それでいい。
人生は、
ずっと安定し続けるものではありません。
波もあるし
季節もあります。
だからこそ
必要なのは
「揺れない強さ」ではなく
「揺れても還れるしなやかさ」です。
そして
自分が自分に戻れるようになるほど
人にも優しくなれます。
なぜなら
自分の不完全さを許せるようになるからです。
完璧じゃなくていい。
揺れてもいい。
その上で
「自分は、また自分に戻ってこられる」
そう信頼できる人は
真にとても強い人です。
Naomiの言靈
揺れても、自分に戻れる人になる。
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