
頭の中では
ずっと考えていたはずなのに
言葉にしてみた瞬間
「ああ、本当はこんなことを想っていたんだ」
と、自分で驚いた経験はないですか?
考えていなかったわけではありません。
むしろ、何度も何度も考えていた。
それなのに
頭の中にあるときには
見えていなかったものが
誰かに話したり
紙に書いたり
言葉として外に出してみることで
突然、見えることがあります。
頭の中にあるものは
まだ形になる前の
たくさんの点のようなものなのです。
感情
記憶
違和感
願い
誰かに言われた言葉
なんとなく感じていること
それらが同時に存在していて
自分ではわかっているつもりでも
まだ、つながってはいない。
でも
それを言葉にしようとすると
バラバラだった点と点の間に線が見えてくる。
言語化するというのは
自分の中にあるものを
見える場所へ連れてくること
なのかもしれません。
言葉になる前から
それは確かに自分の中に存在していたものなのに
言葉になったことで
初めて自分にも見えるようになるのです。
自分の中に存在しているものは
いつも最初から
きれいな言葉や文章になっているわけではありません。
なんとなく感じている
なぜかわからないけれど氣になる
うまく説明できないけれど、何かが違う。
そんな曖昧なものの中に
まだ言葉になっていない
自分の本音があります。
だから
わからないときほど
少しだけ言葉にしてみる。
きれいじゃなくていい
途中で変わってもいい
声に出してみる
話してみる
書いてみる
そうすると
頭の中をぐるぐる回っていたものが
少しずつ形になって
自分でも知らなかった自分が
顔を出してきます。
わかったから言葉にするのではなく
本当は、言葉にしたから、分かるのです。
言葉は
誰かに伝えるためだけに
あるのではなく
自分が自分を理解するためにもあります。
言葉にすることで
自分の中にまだ名前のない想いを
自分自身が見つけることができます。
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分かったから言葉にするのではなく、
言葉にしたから、分かることがある。
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