
自分を信じられるようになったら
人生、迷わなくなる
と想っていませんか?
何があっても動じなくなって
「わたしはこれでいい」
と、いつでも堂々と言えるようになる。
それが、自分を信じるということだと。
でも、そうではありません。
自分を信じていても
迷うことはあります。
怖くなることもあるし
人の言葉に心が揺れることもあります。
「本当にこれでよかったのかな」
と、選んだあとで悩むことだってあります。
迷うことと
自分を信じていないことは
同じではありません。
自分を信じるというのは
「わたしは間違えない」と信じることではなく
「間違えても、わたしは大丈夫」と信じることです。
選んだ道が違ったなら
また選び直せばいい。
立ち止まりたくなったら
立ち止まればいい。
誰かの言葉に揺れたなら
もう一度「わたしはどう想っている?」
と、自分に聞きに戻ればいい。
人生には
選んでみなければ分からないことがたくさんあります。
正解だと想って進んだ道が
想っていた場所につながっていないこともあります。
反対に
「あっちを選べばよかった」
と後悔した道が
ずっとあとになって
大切な何かにつながっていたと氣づくこともあります。
だから
正しい道を選び続けられることが
自分を信じることではありません。
どんな道を選んだとしても
その先でまた自分と相談しながら歩いていける。
そのことを知っていること、
それが、自分を信じることです。
自信がなくなったとき
ついつい
自信を取り戻そうとします。
もっとできるようになろう
もっと強くなろう
迷わない自分になろうと。
でも
本当に取り戻すものは
「自信」ではなく
「自分との信頼関係」です。
迷ってもいい
怖くてもいい
人の意見を聞いてもいい
ときには誰かに頼ってもいい
それでも最後には
「じゃあ、わたしはどうしたい?」
と、自分のところへ帰ってくる。
そして
今の自分が出した答えを
今の自分が引き受けてみる。
うまくいかなかったら
「だからわたしはダメなんだ」
ではなく
「じゃあ、ここからどうしようか」
と、また自分と話をする。
自分を信じるというのは
一度決めた自分を
最後まで疑わないことではなく
何度迷っても
何度間違えても
自分を置いていかないことです。
迷わない人になる必要はありません。
迷いながらでも
自分と一緒に歩いていければいいのです。
自分を変えるのではなく
自分に還る。
それは
「もう迷わない場所」に辿り着く
ということではなく
迷うたびに
「自分の真ん中」へ還ってこられる
ということです。
Naomiの言靈
自分を信じるって、迷わなくなることじゃない。
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