今までに出会ったすべての人間関係に
心から感謝できますか?
そう質問されたら
ためらいを覚える人も多いかもしれません。
傷ついたことの方が大きい
感謝なんてとてもできない
そんな風に感じてしまう関係も
確かにあるでしょう。
でも
長い時間をかけて必死に生きてきて
ふと、立ち止まって振り返ったとき
あのことがあったから
この人に出会えたな
心の奥底にあった感情に氣付かせてもらえたな
自分を深く見つめることができたな
相手のことを理解しようと努力できたな
必死に学んで勉強したな
目には見えない繋がりを知って繋がることもできたな
というようなことに氣付くときが来ます。
もちろん、すぐに、というわけではありません。
傷ついた瞬間に、すぐに感謝することは無理です。
中にはできる人もいますが、ごくごく稀です。
そのときは、ただ涙を流し
自分をなぐさめて癒してあげることを
最優先にすることです。
氣が合う人
信頼できる人
励ましてくれる人
ただすれ違う人
などがいるように
距離を取りたくなる人
心を揺さぶってくる人
腹立たしい人
憎らしい人
もいます。
でも、そのどれもが
自分という存在をどう生きるか、を
教えてくれる存在だともいえます。
良い先生もいれば、反面教師もいるでしょう。
傷ついた経験を通して
やさしさを知った。
腹立たしかった言動を通して
自分の価値観に氣づいた。
距離をとったことで
自分に必要な境界線を学んだ。
そのときは苦しいし
とても時間も掛かりますが
あとから見えてくるものがあります。
感情の渦の奥に
学びや目醒めの種が確かにあるのです。
ありがとうと言えなくてもいい。
無理に感謝しようとしなくてもいい。
でも
自分の人生を一歩でも進みたいと願うとき
過去に出会ったすべての人が
何かしらの氣付きの種を与えてくれた存在だったと
そういう氣持ちが生まれてくることもあります。
それは
あなたの心が自由になり
あなたが望む人生を生きるために。
感謝の種は
いつも静かにそっと隠れていて
あなたに氣付いてもらえる日を
待っているのかもしれません。
Naomiの言靈
無理に感謝しなくてもいい。
でも、どんな人間関係にも
必ず感謝の種は隠されている。
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