腐れ縁、という言葉には
しがらみや逃れられない苦しさといった
マイナスの響きが伴います。
でも
霊的な視点で見れば
それはただの厄介な縁ではなく
魂が深いところで交わした契りによるものです。
わたしたちは生まれる前に
ある約束を交わしてこの世にやってきます。
「この人と出会い、こんな学びを果たす」
それはときに、喜びや愛の形で現れ
ときに、痛みや葛藤の形で現れます。
とりわけ「腐れ縁」と呼ばれるような関係は
多くの場合、魂が過去から持ち越してきた
未完の課題を映し出しています。
先祖代々、そして親との間に続く違和感。
なぜか繰り返される人間関係のパターン。
それらは偶然でも不運でもなく
魂の記憶が呼び寄せている
学び直しの機会です。
なぜ、この人にだけ、こんなに心を乱されるのだろう。
なぜ、離れたいのに離れられないのだろう。
そう感じる相手との関係こそが
実は最も深いご縁であり
魂の進化の扉です。
腐れ縁を避け続ければ
同じパターンが形を変えて繰り返されます。
でも
自分の代でその縁を受け止め
痛みの連鎖をほどくとき
それは自分だけでなく
先祖から未来の世代にまで光をもたらす清算となります。
腐れ縁とは
魂の深いところで交わした、約束のご縁。
それをどう受け止め、どう昇華するかは
今を生きるわたしたちに委ねられているのです。
Naomiの言靈
腐れ縁。
そう感じる相手との関係こそが
実は最も深いご縁であり
魂の進化の扉。
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