わたしたち一人ひとりは
数えきれないほどの命の連鎖の先に生きています。
父や母、そのまた親や祖父母…
何世代もの「選択」や「出来事」が積み重なって
今ここに「わたし」という存在がいます。
この命のリレーの中には
温かく幸せな想い出や
愛情深い人間関係ばかりが
連なっているわけではありません。
むしろ、人によっては
「生まれなければよかった」と想うほどの痛みや
「愛されて育った記憶がない」という経験が
色濃く刻まれている場合もあります。
そして
その「不幸せな記憶」の多くは
ただ個人の問題ではなく
その親や祖父母が背負ってきた痛みや孤独
言葉にできなかった感情の連鎖が背景にあるのです。
たとえば
愛情を与えられなかった親は
自分自身が「愛されている」という実感を
持たないまま成長してきた人かもしれません。
そんな中で、無意識に同じパターンを繰り返してしまうのです。
ときに、その連鎖は
病気や事故、予期せぬ出来事として現れることがあります。
子どもの病気や困難をきっかけに
親自身が「向き合わざるを得ない状況」に置かれることもあります。
それは悲しいことに見えますが
見方を変えれば
世代を超えて続いてきた課題が顕在化し
癒しの入り口が開かれた瞬間とも言えるのです。
つまり
幸せな命の連鎖も
不幸せな命の連鎖も
どちらも「次の世代」への贈り物になり得ます。
幸せな連鎖は
そのまま次世代の心の土台となり
不幸せな連鎖は
「ここで終わらせる」という
新しい選択のきっかけになるからです。
わたしたちは過去を選べませんが
これからの生き方は選べます。
そして、その選択がまた
次の世代の命の連鎖に組み込まれていくのです。
だからこそ
今、私たちができることは
「連鎖の中で何を受け取り、何を手放すのか」を意識すること。
その瞬間から
命の物語は書き換わっていきます。
今日のあなたの選択が
未来の誰かの「ありがとう」になりますように。
Naomiの言靈
幸せな命の連鎖
不幸せな命の連鎖──
どちらも次世代への贈り物。
★☆★「 Naomiの言靈」無料メルマガ登録はこちらから★☆★
Naomiの言靈は、転送・転記大歓迎です。
必要な方へ届きますように…☆
あなたから届けて下さることに心から感謝いたします。
※Emailは公開されません。また、スパム対策のため日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。