お盆は
日常の慌ただしさから少し離れ
お供物の花やお菓子を手に
目に見えない存在へと想いを馳せる時期です。
ご先祖さまというのは
単に歴史の中の人物ではありません。
今のわたしたちの命の奥深くに
確かに息づいている存在です。
そして
その存在とわたしたちをつなぐものは
「血」や「遺伝子」だけではありません。
そこには
願いも、喜びも、ときには痛みも
世代を超えて受け渡されてきた
たくさんの感情や記憶があります。
お盆にお墓参りをすることは
単なる慣習ではなく
自分とご先祖さまとの「命の回線」を
つなぎ直す行為だと感じます。
お墓の前で手を合わせるとき
わたしたちは同時に、過去の自分に
そして未来の自分とも向き合っているのです。
もしあなたの中に
「自分は愛されていない」「価値がない」
というような痛みや誤解があるなら
それはもしかすると
「あなたの代で終わらせてほしい」と
命のどこかから「託されたもの」かもしれません。
命のどこかから託されたものとは
自分の存在や人生に深く関わる
見えないつながりから受け継いだもの
ということです。
わたしたちは
自分ひとりの力ではなく、命の背景や流れ
見えない縁があって今の自分があります。
人生の中で大切にしたいこと
守るべきこと、挑戦すべきことは
こうした「託されたもの」と深くつながっているのです。
いまを生きているわたしたちは
その鎖を静かに解くことができます。
これは、生きている者にしか、することができません。
怒りや悲しみを無理に否定するのではなく
「もう大丈夫だよ」と自分に言ってあげることで
その鎖は静かに解けていきます。
お盆は、亡くなった人と再び語らい
そして、自分の中の「まだ癒えていない部分」
とも向き合える時期です。
それは、ご先祖のためでもありますが
何よりも自分自身が
より軽やかに生きるための時間でもあります。
静かな祈りの中で
命はつながり、そして解放されていく。
今年のお盆は
そんな「結び直し」のひとときを持ってみませんか。
Naomiの言靈
人生の中で大切にし
守り、挑戦することは
命のつながりから「託されたもの」と
深くつながっている。
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