
わたしたちは、大人になるほど
「本当はこうしたい」「こう言いたい」
という素直な氣持ちに
フタをするのが上手になっていきます。
相手はどう想うだろうか。
嫌われないだろうか。
場の空氣を壊さないだろうか。
そうやって思考が先に立ち
心の奥にある本音は
だんだんと静かにすることが
当たり前になっていきます。
やがて、自分自身の声さえも
聞こえなくなってしまうことがあるのです。
でも、素直な氣持ちは、決して
「わがまま」でも「未熟さ」でもありません。
それは、あなたの魂が
「本当の道は、こちらだよ」と教えてくれている
大切なサインなのです。
人は本来、生まれたときから
自分にとって必要なご縁、場所、学び、流れを知っています。
ただ、その記憶を、人生の中で少しずつ忘れていくのです。
だからこそ、素直な氣持ちに戻るということは、
「本当の自分に還っていく旅」でもあります。
ただ、多くの人がこう想います。
「素直になりたいけれど、怖い」
「もし拒まれたらどうしよう」
その気持ちはとても自然です。
なぜなら、素直になるということは
魂のままに生きるという選択だからです。
それは、今までの殻を少しだけ破ることでもあります。
でも、いきなり大きく変わろうとしなくていいのです。
素直になることを、もっと小さく、小さく、試してみましょう。
たとえば
今日は少し疲れている、と正直に認めてみる
本当はこれが好き、と心の中でつぶやいてみる
無理に明るく振る舞わず、静かに過ごす時間を自分に許す
嬉しい、ありがたい、という氣持ちを、丁寧に味わってみる
それだけで、あなたの波動は少しずつ整っていきます。
素直な氣持ちを認めるとき
人は「本来の自分のリズム」に戻りはじめます。
すると不思議なことに
これまで噛み合わなかった関係や出来事が
少しずつ自然な流れへと移ろい始めます。
それは、目に見えないご縁の糸が、絡まりをほどきながら
美しく編み直されていくような感覚です。
無理をしていたときには出会えなかった人。
頑張りすぎていたときには感じられなかった安心感。
心を閉じていたときには見えなかった小さな奇跡。
それらはすべて
あなたが「素直な自分」に戻る準備が整ったとき
自然と現れてくる贈りものです。
素直になるとは、誰かに合わせることではありません。
誰かを傷つけないために自分を殺すことでもありません。
それは、自分という存在に
もう一度、深く頷いてあげること。
魂との再会のようなものです。
だから、今日もほんの少しだけでいいのです。
心がやわらぐ方を選ぶ。
「~すべき」ではなく、「~したい」を感じてみる。
誰かの正解ではなく、自分自身の感覚を信じてみる。
それはとても小さな一歩かもしれません。
でも、その一歩は確実に、あなたを本来の道へと導いています。
素直な氣持ちは、迷うときの羅針盤であり、魂からのメッセージ。
どうか、その声を
これからは少しずつ大切にしてあげてください。
そして今日ひとつだけ
ほんの小さな「素直な選択」を
自分のためにしてあげてください。
それはきっと、未来のあなたからの、やさしい導きです。
Naomiの言靈
素直な氣持ちに戻るということは
本当の自分に還っていく旅。
★☆★「 Naomiの言靈」無料メルマガ登録はこちらから★☆★
Naomiの言靈は、転送・転記大歓迎です。
必要な方へ届きますように…☆
あなたから届けて下さることに心から感謝いたします。

※Emailは公開されません。また、スパム対策のため日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。