ご縁は、いつも穏やかで
心地良いものとは限りません。
ときには、誤解や行き違い
心がざわつく違和感として現れることがあります。
たとえば、親子の間で
「心配だから」と言った言葉が
相手には「信用されていない」と受け止められる。
お互いの愛情の表現がすれ違い
想いがけず傷つけ合ってしまうことがあります。
たとえば、パートナーとの間で
「どうして言わなくても分からないの?」という苛立ちや
「なんでそんな言い方をするの?」という戸惑いが積み重なる。
想いや愛はあるのに
言葉が足りないことで距離が広がることがあります。
たとえば、友人や仲間との間で
「自分は良かれと想ったのに…」が
「押しつけられた」と受け止められる。
大切だからこそ正直に伝えたことが
関係をぎこちなくしてしまうこともあるでしょう。
でも、こうしたすれ違いは
関係を壊すために起こるのではありません。
むしろ
「もっと深く相手を見てごらん」
「もっと素直に自分を見つめてごらん」
と、ご縁が促してくれているのです。
痛みの中には、学びの種が隠れています。
そこに目を向けると
相手との距離を測り直し
これまでよりも深い理解へと
つながることができるのです。
ご縁は、優しさもすれ違いもすべてを含んで
あなたに必要な姿で現れます。
その全体を受けとめるとき
壊れる、と想えた関係も
新しい段階へと歩み出せます。
あなたがいま向き合っているすれ違いの奥には
どんな学びが隠れているでしょう?
Naomiの言靈
ご縁は
優しさもすれ違いもすべてを含んで
あなたに必要な姿で現れる。
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