わたしたちはよく
もっと強くなりたい、と願います。
失敗に負けない心
人間関係に揺さぶられない軸
感情に飲み込まれずにいられる凛とした強さ。
でも、それらは
本や知識から理解することはできても
身につくのは
いつだって経験の中からだけです。
たとえば
筋トレをすれば筋肉がつくように
挑戦し、転び、迷い、悩んで、また歩き出す
このくり返しの中で、心の筋肉は育っていきます。
人間関係も同じ。
きれいごとじゃ済まない
ドロドロとした感情や衝突も
そこで終わらせずに向き合おうとする時間が
人を理解する力や
境界線を引く力
信じる力を育ててくれます。
最初は痛い。苦しい。
できれば避けたい。
でも、その痛みの中でしか掴めないものがあることを
わたしたちはどこかで知っています。
そして、経験してきた、ということが
そのまま自分の中の確かな自信になっていきます。
あのとき、あれを乗り越えた
もう、あのときほどは怖くない
そう想える記憶の積み重ねが確かな耐性となって
これからの自分を支えてくれるのです。
耐性がある人は、強いです。
でもそれは、「傷つかない人」ではなく
「傷ついても、自分の力で回復できる人」。
だからこそ、自分を責めないで
今もまた、その耐性が育っている途中なのだと
自分をやさしく抱きしめましょう。
「傷つかないこと」が強さなのではなくて
傷ついた自分を責めずに抱きしめながら
また立ち上がろうとすること
これが、本当の意味での耐性であり
しなやかな強さです。
人はみんな
転びながら
誰にも見えない場所で泣きながら
それでもまた、顔を上げて歩こうとしています。
そんな姿こそが、とても美しいものなのです。
Naomiの言靈
本当の強さとは傷つかないことではなく
傷ついた自分を責めずに抱きしめ
また立ち上がろうとすること。
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