ある一定レベルの知識を持っている人や
共通言語が使える人に
それ以上の難しい知識を教えることは、とても簡単です。
でも
まったくその世界を知らない人や
共通言語が使えない人に
一から分かりやすく教えることは、とても難しいことです。
それには、高度な技術と培われた経験が要ります。
深い専門知識を持っている人ほど
まったくその世界を分からない人に一から教えることは苦手です。
いろいろ省いたり、噛み砕いて教えることに
「そうじゃない」と「意味が違う」と
その知識にこだわりすぎて、簡潔に教えることができなくなるのです。
例えて言うなら
レアやミディアムレアの超高級ステーキと
甘いソースと肉汁たっぷりのハンバーグの違いでしょうか。
いくらヒレだのサーロインだのが美味しい部位だと
最高品質の肉はレアやミディアムレアで食べるのが最高なんだと言われても
まだ、肉を噛み切れず、レアの美味しさやその価値を知らない子供には
それは美味しいものではなく
ただの焼き切れていない半分血のついた気持ち悪い肉の塊でしかありません。
美味しい部位を選んでわざわざミンチにし
食べやすいように柔らかく甘くすることが
子供たちにとっては最高の肉になるのです。
深い専門知識を噛み砕くと
わずかに意味が違ってくることもあります。
大きくみると合っているけれど
細かくみると少し違うということも出てきます。
でも、噛み砕くからこそ
その世界を知らなかった人が簡単にその世界を知ることができ
その世界に興味を持つようになるのです。
深い専門知識を持つ人は
その知識を分かりやすく教えたいというよりは
その知識をそのままひけらかすクセがあります。
「こんなに深い世界なんだよ!」と自分の持つ世界に没頭し酔い痴れます。
自分が知っていることを分かりやすく教えるというようりは
ただ語ってしまうのです。
そして、簡単に簡潔にしているものを「違うんだよね~」と想ってしまうのです。
本当は、簡単に簡潔に見えるものこそ
一番難しく、凄いもので、考え抜かれたものです。
「そんなの、簡単じゃない」
「その表現、知ってないね~」
そう想って上から目線で見ている中にこそ
選び抜かれた最上級のものが詰まっているのです。
自分が知っている世界を
自分が持っている知識を
何も知らない人に分かりやすく教えて
面白い!と興味を持ってもらうことをしてみましょう。
やってみたら、それがどれだけ自分が経験を積み、場数を踏み
常に考え抜かなければならないかが分かります。
シンプルなものほど、とても難しく奥が深いものなのです。
◆◇◆ 画道(Gado)創始者Naomiの今日の1本! ◆◇◆
『 簡単そうに見えるものこそが
実は一番難しく凄く、考え抜かれたもの 』
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