一つ一つをみると正しいけれど
それがすべて合わさったときに正しくなるかというと
そうでもありません。
一つ一つをみると正しいけれど
すべて組み合わさると究極に正しくはならないのは
そこに「遊び」がないからです。
「遊び」とは、「正しくない」部類に属するものです。
つまり、「正しい」ことの反対にあるもの。
これがあることで、遊びが生まれ、余裕が生まれ、全体のバランスが取れていきます。
物事には、矛盾が生じます。
矛盾は生じて当たり前なのです。
もちろん、機械は、正しいことを組み合わせることで全体も正しくなります。
どこか1ヶ所でもおかしいと、全体もおかしくなるでしょう。
でも、人間はそうではありません。
正しいことを合わせたからといって、究極に正しくはならないのです。
それは、人は、計算通りにはいかない感情を持っているからです。
一つ一つの現象や結果だけみて、一喜一憂しないことです。
細かいところを見るクセを持っている人は
星の数ほどある長所の中から、わずかな短所を見つけ出すことがとても上手です。
それも一つの才能かもしれませんが
星の数ほどある長所を楽しんだ方が、星はもっと輝きます。
「遊び」の見つけ方、知っていますか?
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