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『技術を真似るよりも、雰囲気を真似る。上達する早道です 』 のたとえば話。
たとえば、書道。
上手な人は、流れるように筆を進めます。
そして、払いも止めも確実にできています。
型を崩していても、バランスはすこぶる良いのです。
始めたばかりの人が上手な人を真似るとき
やりがちなのが「払い」「止め」などと、一つ一つを真似ようとすることです。
払いも止めも大事ですが、一番大事なのはバランスと流れです。
仮に、払いと止めがすこぶる上手にできていても
全体のバランスが悪く、流れができていなければ
決して上手には見えないのです。
下手ではないけれど上手くもない、ということになってしまいます。
でも、一つ一つは荒削りでも
全体のバランスがとれて、流れができていれば
上手に見えるのです。
「一つ一つの技術が上がれば、とても素晴らしいものになる」
と言ってもらえるようになるのです。
技術はあとでいいのです。
まずは、全体のバランスです。
そして、そのバランス力を付けるには、空気感や雰囲気を真似る必要があるのです。
払いや止など、細かい技術を気にする前に
まずは、座り方(姿勢)、筆の持ち方、筆の置き方、左手の添え方など
文字を書く前に、上手な人は何をしているか
そして、書き始めたときの、呼吸、リズム、テンポなどを気にすることの方が大事です。
上手な人を、よく観察してみましょう。
そして、息遣いやリズムを真似るのです。
文字の上手い下手なんて、気にしないことです。
空気感や雰囲気が真似できたら、技術は一気に上達します。
書道に限らず、何にでも言えることですよ。
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